「羽田新飛行ルートの説明会開催を国土交通省に求める陳情」の審査が行われました。
この陳情の要旨は、「羽田新飛行ルートの運用開始後の教室型説明会を新宿区内で開催するように国土交通省に要望して下さい」というものです。
これについては、運用開始前には区内四ヶ所の地域センターで教室型の説明会が行われました。
そして三月の運用開始後に多くの不安の声が区にも寄せられ、六月には区長からも国土交通大臣宛に要望書が提出されました。
私自身も住吉町の靖国通りの歩道から低空飛行している機体を見て恐怖を感じたことがありますし、曙橋の外苑東通りを歩いていた時に見た時には、ビルに突っ込んでいくのではという感覚を覚えました。
数人の方からご心配の声も聞かせていただいています。
こうしたことから住民としっかりと向き合い、国土交通省もきちんと説明し、住民の意見に耳を傾けるという形の説明会の開催は必要だと思います。
もちろん開催にあたっては新型コロナウイルス感染症防止対策を十分に講じる事が必要です。
この陳情については議会としてこの陳情の趣旨に沿って意思を示すべきと主張しましたが、意見の一致が見られず、審議未了となってしまいました。
国土交通省は住民の不安の声にしっかりと向き合い、今後の対応を説明すべきです。
コメントをお書きください