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意見書提出ならず

パレスチナ情勢に関する意見書(案)

 2023年10月7日、ハマス等武装勢力の攻撃によって、多数の死傷者が発生し、罪のない一般市民に多大な被害が発生しました。一般の市民を含む多数の方々がハマス等武装勢力により誘拐され、「人間の盾」や交渉の道具として利用されています。

 これに対し、イスラエルはガザ地区への空爆、地上侵攻や電力、燃料、物資等の封鎖、さらにはガザ地区全土での地上作戦を展開しています。多くの子どもも犠牲となる深刻な人道危機が発生しています。いかなる理由があろうともすべての紛争当事者は国際人道法を厳守すべきです。

 国連総会は、即時の人道的停戦を求める決議を採択しており、各国政府と国際機関は一刻も早くこの人道危機を止めるためにあらゆる外交努力を尽くすことが必要とされています。

 よって新宿区議会は、日本政府に対して、国際社会の一員としてリーダーシップを発揮し、関係国・国際機関と連携し、ガザ地区における即時停戦および人質の即時解放に向けた取り組みを強く求めます。

 以上、地方自治法 99 条の規定により、意見書を提出します。

2024年 月 日

新宿区議会

衆議院議長 額賀 福志郎 様

参議院議長 尾辻 秀久 様

内閣総理大臣 岸田 文雄 様

内閣官房長官 林 芳正 様

外務大臣 上川  陽子 様

 上記の意見書(案)は、わが会派より提出しました。

 新宿区議会の場合は全会派がまとまらなければ関係機関に意見書を送付する事が出来ません。

 残念ながらこの案については一致出来ず、国の関係機関に意見書提出は出来ませんでした。