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悲しい別れ

新宿駅から湘南新宿ラインに乗って一時間ちょっと、行田駅に初めて降り立ちました。

 

7月に私と同い年の友人が胃がんで亡くなっていた事が先月にわかり、奥さんと日程調整をして、ご自宅に伺い、やっと手を合わせることが出来ました。

背は低いけど、勉強もよくもできて運動神経も抜群!本当に「小さな巨人」でした。

遺影は笑っていました。

 

しばらくその遺影を見つめ、「笑ってなくていいからなんか言えっ!足が速かったけど、人生まで早く終えることはねぇだろっ!」と、心の中で叫んでしまいました。

 

がんが見つかったときにはすでにステージ4、約一年五ヶ月の闘病生活で、小、中、高、大学時代の友人には一切連絡を取らず、家族みんなで病気と戦っていたようです。

あの小柄な身体でホントに強い男だなぁと改めて思いつつ、こんなに早い別れに返す返すも残念極まりないです。

 

同い年の友人ががんで亡くなったのはこれで四人目、現在も闘病生活を送っている人もいます。

がんは今や本当に誰でも罹る病気です。

仕事が忙しい、なにか発見されたら怖いなどと言って検査を受けないでいると、尊い命を奪われてしまう危険がとても高くなります。

 

がんの死亡者を一人でも無くすために思い切って検査を受けて下さい!

一歩踏み出しましょう!